試合開催時におけるアリーナ内の適切な温度の定義変更についてのお知らせ
2023.10.12
一般社団法人日本ハンドボールリーグでは、第48回(2023-24シーズン)日本ハンドボールリーグより、「選手ファースト」「ファンファースト」の視点から「試合開催時におけるアリーナ内の温度管理について」のルールを整備し運用をしてまいりました。
本ルールを運用していく中で、実際のアリーナ環境においては温度の指標のみでは適切な競技環境と観戦環境の条件を正確に判断することが難しいことも分かってきました。
つきましては、特に夏季期間における熱中症の発症リスクをより正確に評価し、適切な競技環境と観戦環境を整えることを目的として、以下の通り「アリーナ内の適切な温度」の定義を変更することを決定いたしましたのでお知らせいたします。
■変更点
■変更の理由
- アリーナで計測した温度が適切な温度(15℃以上24℃以下)の範囲外であっても「暑さ指数(WBGT)」は警戒レベル未満であるケースも見受けられ、温度だけでは熱中症の発症リスクを正確に評価できていないことが分かった。
- 特に夏季期間においては、温度に加え湿度も考慮した指標である暑さ指数(WBGT)によってアリーナ内の環境条件を評価することが望ましい。
- アリーナ内の適切な温度の上限値は、熱中症の危険が増す「警戒レベル」である暑さ指数(WBGT)25℃未満とする。