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【プレーオフ出場チーム紹介】トヨタ自動車東日本レガロッソ宮城「”攻撃的守備”で狙う下剋上」

2025.06.04
レギュラーシーズンの上位チーム(男子6チーム、女子5チーム)による王者決定戦「リーグHプレーオフ」は6月13日に幕を開ける。今回はレギュラーシーズンを6位で終え、9年ぶり2回目(※)の出場となるトヨタ自動車東日本レガロッソ宮城を紹介する。

※日本ハンドボールリーグにおける進出回数を合算した記録

【シーズン戦績】
14勝2分10敗(6位/14チーム)
得点:758 [1試合平均:29](8位/14チーム)
失点:769 [1試合平均:29](5位/14チーム)※失点が少ないチームが上位

【チーム内得点(上位5選手)】
No.15 藤川翔大:168得点(全体5位)
No.30 石田知輝:120得点(全体10位)
No.7 山田隼也:69得点(全体48位)
No.20 藤村勇希:67得点(全体52位)
No.26 立花志友:59得点(全体68位)

【チーム内GKスタッツ】
■No.1 川島豪
シュート阻止率:34.0%(170セーブ)
7mスロー阻止率:43.8%(14セーブ)
■No.12 関口勝志
シュート阻止率:28.7%(96セーブ)
7mスロー阻止率:30.0%(6セーブ)
■No.21 西原雄聖
シュート阻止率:24.2%(45セーブ)
7mスロー阻止率:記録なし

【注目選手】
■No.15 藤川翔大
ポジション:LB(レフトバック)
181cm/89kg

力強い1対1と強烈なロングシュートを併せ持つエース。
得点ランキング5位の得点力はもちろん、ウイングやピボットへのアシスト能力も高く、攻撃に欠かせない存在。




■No.1 川島豪
ポジション:GK(ゴールキーパー)
188cm/92kg

日本代表にも召集されている若き守護神。
7mスロー阻止率は43.8%(ランキング2位)を誇り、ここぞの場面で勝負強さを発揮する。




■No.30 石田知輝
ポジション:LW(レフトウイング)
179cm/76kg

守備からの速攻で輝くリーグ屈指のスピードスター。
滞空時間の長いウイングシュートで、狭い角度からでも高確率で得点につなげる。




■No.26 立花志友
ポジション:LB(レフトバック)
182cm/84kg

チームを象徴するようなアグレッシブなディフェンスが持ち味。
凄まじい運動量を活かして相手の攻撃を寸断し、一瞬のパスカットからゴールを奪う。
登録はLBだが、左右のウイングをこなす器用さも併せ持つ。




■No.12 関口勝志
ポジション:GK(ゴールキーパー)
187cm/108kg

リーグ歴代最多のフィールドシュート阻止数を誇るベテランGK。
今シーズン限りでの引退を発表しているが、その実力は未だに国内トップクラス。




シーズンを通して阿部直人監督のスタイルである「攻撃的守備」を磨いてきた。猛烈なプレスでボールホルダーに襲い掛かり、たとえ守備網を突破されたとしても、ゴール前には日本代表GKの川島と、大ベテラン関口が立ちふさがる。

アグレッシブな守備でリズムを掴めば、上位陣にも引けを取らない戦いができることは間違いない。出場チームの中では最も低い順位からのスタートとなるが、一発勝負ならではの下剋上に期待がかかる。初戦となるQuarter FINALでは、レギュラーシーズン3位のジークスター東京と対戦する。

文=坂シュウキ




■2024-25 リーグH プレーオフ
日程:2025年6月13日(金)~6月15日(日)
会場:国立代々木競技場第一体育館

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