誤判定事案についてのお知らせ
一般社団法人日本ハンドボールリーグは、2025年3月15日(土)に開催した2024-25 リーグH レギュラーシーズン女子第20節 熊本ビューストピンディーズ(以下、ビュースト) vs. ザ・テラスホテルズ ラティーダ琉球(以下、ラティーダ)の試合において、レフェリーによる誤判定が発生したことをご報告します。
本事案の発生により、当該チームの皆様、ファンの皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また本事案の発生後、慎重に事実確認を行うとともに、関係者の皆様と丁寧なコミュニケーションを図ってきたため、ご報告までに時間を要したことも併せてお詫び申し上げます。
本事案については、試合後、リーグH審判委員長よりラティーダに対して直接謝罪が行われるとともに、本事案におけるレフェリーの警告等の処分は誤りであり、謝罪する旨の回答書(2025年5月7日付)が同委員長名でラティーダに提出されております。
本事案に係る誤判定等について真摯に反省するとともに、今後、再発防止に向けて競技運営面の改善を図るほか、公益財団法人日本ハンドボール協会とも連携しながら、レフェリーの育成や資質の向上を図るべく取り組みを進めてまいります。
■該当試合 : 2024-25 リーグH レギュラーシーズン女子第20節
熊本ビューストピンディーズ vs. ザ・テラスホテルズ ラティーダ琉球
■日 時 : 2025年3月15日(土)12:30スローオフ
■会 場 : SAGAプラザ(総合体育館)
■発生事案 :
ビューストの選手に対するオーバーステップの判定の際、ラティーダの東長濱監督が手を挙げつつ、大きな声で自チーム選手に対して指示を行ったところ、レフェリーはこの行為をレフェリーに対する大仰なアピールと判断し、同監督に対して警告を与えた。
競技再開後、同監督から当該警告に対する抗議が行われたことから、テクニカルオフィシャルによって再度競技が中断され、テクニカルオフィシャルの指示で、同監督は2分間退場の処分をレフェリーから受けることとなった。
当該試合は、レフェリーアセッサーが派遣された試合であったが、試合後、同アセッサーは「同監督の行為はレフェリーに対するアピールとは考えられず、レフェリーの誤判定である」と指摘した。
その後、リーグH審判委員長からも「レフェリーによって与えられた警告は誤りであり、その後の2分間退場の処分に至ることはなかった」との判断がなされた。
以上