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【プレーオフ出場チーム紹介】レッドトルネード佐賀「嵐を巻き起こす存在に。ベテランと若手の融合で狙う初制覇」

2025.06.06
レギュラーシーズンの上位チーム(男子6チーム、女子5チーム)による王者決定戦、「リーグHプレーオフ」は6月13日に幕を開ける。今回は男子レギュラーシーズンを4位で終え、2大会連続4回目(※)の出場となるレッドトルネード佐賀を紹介する。
※日本ハンドボールリーグにおける進出回数を合算した記録

【シーズン戦績】
19勝7敗
得点:867 [1試合平均:33](3位/14チーム)
失点:671 [1試合平均:25](4位/14チーム)※失点が少ないチームが上位

【チーム内得点(上位5選手)】
No.19 三重樹弥:105得点(全体16位)
No.5 中田航太:98得点(全体20位)
No.4 治田大成:75得点(全体40位)
No.11 橋本駆:74得点(全体41位)
No.30 山口直輝:74得点(全体41位)

【GKスタッツ】
■No.1 小峰大知
シュート阻止率:33.3%(55セーブ)
7mスロー阻止率:28.6%(4セーブ)
■No.12 木村昌丈
シュート阻止率:34.5%(228セーブ)
7mスロー阻止率:31.6%(12セーブ)
■No.16 中村光
シュート阻止率:44.6%(66セーブ)
7mスロー阻止率:35.3%(6セーブ)

【注目選手】
■No.12 木村昌丈
ポジション:GK(ゴールキーパー)
184cm/110kg

日本代表経験も豊富なベテランGK。
流れを変えるビッグセーブだけでなく、攻撃の起点となる素早いスローイングにも注目。




■No.19 三重樹弥
ポジション:RB(ライトバック)
177cm/76kg

創造性豊かなプレーで観客を魅了するトリックスター。
類まれな攻撃性能を持ち、左腕から繰り出す弾丸のようなシュートに加え右腕の精度も高く、GKの裏をかくテクニカルなシュートも得意とする。




■No.30 山口直輝
ポジション:LB(レフトバック)
188cm/90kg

リーグ屈指のシュート力を誇るロングヒッター。
ディフェンスでは中央を守る強さを持ち、日に日に存在感を高める日本代表LB。




■No.5 中田航太
ポジション:RW(ライトウイング)
170cm/70kg

決定率の高いシュートが魅力の日本代表RW。
正確無比なウイングシュートに加え、パスカットからの速攻も武器の一つ。




■No.24 所凌央
ポジション:LW(レフトウイング)
175cm/70kg

シーズン途中に筑波大学から加入したルーキー。
圧倒的なスピードで左サイドを駆け上がり瞬く間にゴールを奪う。



シーズン途中でベテランの成田、梅本の負傷離脱があったものの、若手の成長とチーム力で勝点を積み重ねてきた。リーグ最強クラスの速攻の威力はさることながら、どのポジションからでも満遍なく得点を奪うバランスの良さもうかがえる。日本代表に選出された山口や中田をはじめ、伸びしろの大きい若手選手も出場時間を伸ばしており、プレーオフという大舞台でニューヒーローが現れることにも期待がかかる。

今回は4位での出場となるが、レギュラーシーズンでは2位・豊田合成、3位・ジークスターからも勝ち星をあげており、どのチームよりも勢いに乗ったときの怖さがある。リーグ随一の速攻とチーム力で、嵐を巻き起こすような戦いに期待したい。初戦となるQuarter FINALでは、レギュラーシーズン5位の大同フェニックス東海と対戦する。


文=坂シュウキ





■2024-25 リーグH プレーオフ
日程:2025年6月13日(金)~6月15日(日)
会場:国立代々木競技場第一体育館

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