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【プレーオフ出場チーム紹介】豊田合成ブルーファルコン名古屋「狙うは5連覇。盤石の強さを誇るディフェンディングチャンピオン」

2025.06.10
レギュラーシーズンの上位チーム(男子6チーム、女子5チーム)による王者決定戦、「リーグHプレーオフ」は6月13日に幕を開ける。今回は男子レギュラーシーズンを2位で終え、7大会連続7回目(※)の出場となる豊田合成ブルーファルコン名古屋を紹介する。
※日本ハンドボールリーグにおける進出回数を合算した記録

【シーズン戦績】
22勝1分3敗
得点:935 [1試合平均:35](1位/14チーム)
失点:651 [1試合平均:25](1位/14チーム)※失点が少ないチームが上位

【チーム内得点(上位5選手)】
No.21 小塩豪紀:162得点(全体6位)
No.23 ディエゴマルティン:110得点(全体14位)
No.7 ヨアンバラスケス:97得点(全体23位)
No.4 朝野暉英:70得点(全体44位)
No.17 古屋悠生:70得点(全体44位)

【GKスタッツ】
■No.12 中村匠
シュート阻止率:37.8%(275セーブ)
7mスロー阻止率:32.7%(17セーブ)
■No.16 成田翔樹
シュート阻止率:39.4%(56セーブ)
7mスロー阻止率:22.2%(2セーブ)
■No.24 宮城風太
シュート阻止率:32.3%(32セーブ)
7mスロー阻止率:33.3%(2セーブ)

【注目選手】
■No.12 中村匠
ポジション:GK(ゴールキーパー)
190cm/85kg

日本代表でもゴールを守る絶対的守護神。
安定感のあるセーブはもちろん、ここぞの場面のビッグセーブでチームを勝利に導く。




■No.7 ヨアン バラスケス
ポジション:LB(レフトバック)
197cm/90kg

197cmの長身と驚異的な跳躍力で制空権を握る「キューバの超人」。
右腕から放たれるシュートの威力はまさにワールドクラス。




■No.21 小塩豪紀
ポジション:LW(レフトウイング)
184cm/87kg

リーグ歴代最多得点記録を更新中の頼れるベテラン。
高い決定力を誇るウイングシュートと7mスローで、確実に得点を積み上げる。




■No.23 ディエゴ マルティン
ポジション:PV(ピボット)
192cm/102kg

ライン際で無類の強さを誇るスペイン出身のファイター。
当たり負けない強靭なフィジカルを武器に、攻守両面で存在感を発揮する。




■No.17 古屋悠生
ポジション:CB(センターバック)
177cm/75kg

4連覇中のチームをまとめる熱く冷静なキャプテン。
的確な配球で味方をアシストしつつ、スピードを活かした1対1で自らゴールを奪う。




4連覇中の王者という存在ではあるが、必ずしも順風満帆なシーズンではなかった。昨シーズンは一度も負けることなくトロフィーを掲げたが、今シーズンは前半13試合で3敗。しかし後半戦は12勝1分と立て直し、盤石の強さを見せつけた。日本代表の中村や水町、外国籍のバラスケスやマルティンなど個人能力の高い選手たちが、徹底したハードワークで1点を奪い、1点を守り抜く。

最終節でジークスター東京と引き分け、レギュラーシーズン1位の座は逃したものの、その実力は疑いようがない。なにより、これまで幾度となく大一番を制してきたという自信とプライドが、5連覇に向けた大きなエネルギーになるだろう。今大会はSemi FINALからの登場となり、Quarter FINAL「ジークスター東京vs.トヨタ自動車東日本レガロッソ宮城」の勝者と対戦する。


文=坂シュウキ




■2024-25 リーグH プレーオフ
日程:2025年6月13日(金)~6月15日(日)
会場:国立代々木競技場第一体育館

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