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【プレーオフ出場チーム紹介】ブルーサクヤ鹿児島「2010年以来の王座へ。満を持して奪還に向かうレギュラーシーズンチャンピオン」

2025.06.11
レギュラーシーズンの上位チーム(男子6チーム、女子5チーム)による王者決定戦、「リーグHプレーオフ」は6月13日に幕を開ける。今回は女子レギュラーシーズンを1位で終え、5大会連続16回目(※)の出場となるブルーサクヤ鹿児島を紹介する。
※日本ハンドボールリーグにおける進出回数を合算した記録

【シーズン戦績】
25勝2分3敗
得点:957 [1試合平均:31](1位/11チーム)
失点:784 [1試合平均:26](3位/11チーム)※失点が少ないチームが上位

【チーム内得点(上位5選手)】
No.5 金城ありさ:150得点(全体7位)
No.7 服部沙紀:132得点(全体14位)
No.9 笠井千香子:121得点(全体17位)
No.19 北ノ薗遼:86得点(全体36位)
No.2 伊地知愛妃:83得点(全体40位)

【チーム内GKスタッツ】
■No.22 宝田 希緒
シュート阻止率:37.7%(227セーブ)
7mスロー阻止率:30.3%(10セーブ)
■No.23 大山めい
シュート阻止率:30.7%(99セーブ)
7mスロー阻止率:16.7%(4セーブ)
■No.37 川村夏希
シュート阻止率:33.5%(62セーブ)
7mスロー阻止率:24.0%(6セーブ)


【注目選手】
■No.5 金城ありさ
ポジション:RB(ライトバック)
160cm/52kg

切れ味鋭い1対1と強烈なシュートが武器の日本代表RB。
リーグトップクラスの得点力を誇り、攻撃が行き詰った局面でも個人技で打開する。




■No.7 服部沙紀
ポジション:RW(ライトウイング)
160cm/60kg

正確無比なウイングシュートで得点を量産するレフティー。
機動力を活かしたディフェンスも得意としており、一瞬のパスカットから右サイドを駆け上がる。




■No.22 宝田希緒
ポジション:GK(ゴールキーパー)
168cm/64kg

安定したキーピングで守備を支える守護神。
フィールドシュート、7mスローともに高い阻止率を誇り、重要な局面での勝負強さも魅力の一つ。




■No.9 笠井千香子
ポジション:PV(ピボット)
168cm/65kg

強さと上手さ、攻撃力と守備力を兼ね備えた万能型PV。
日本代表経験も豊富で、苦しい場面でチームを鼓舞するリーダーシップも併せ持つ。




■No.19 北ノ薗遼
ポジション:CB(センターバック)
158cm/55kg

スピードを活かした1対1の威力は国内随一。
巧みなステップワークと一瞬の加速でディフェンスを切り裂く。




レギュラーシーズン1位の座を掴み、満を持してプレーオフを獲りに行く。素早く正確なパスワークで相手を翻弄し、どのポジションからでも確実にゴールを奪う。金城や北ノ園など個人技に長けた選手も多く、多彩な攻撃で相手に的を絞らせない。守備では上背のある青、笠を3枚目に据え、2枚目には日本代表経験も豊富な笠井、服部を配置。GK宝田のセーブからのスピーディーな速攻も得点源の一つだ。

前回大会はSemi FINALで敗退し悔しさを味わった分、今大会にかける想いも人一倍強いだろう。レギュラーシーズンでは10連覇中の女王、北國ハニービー石川に1勝1分1敗と互角の勝負を演じており、2010年以来のプレーオフ優勝にも期待がかかる。今大会はSemi FINALからの出場となり、Quarter FINAL「熊本ビューストピンディーズvs.香川銀行シラソル香川」の勝者と対戦する。


文=坂シュウキ




■2024-25 リーグH プレーオフ
日程:2025年6月13日(金)~6月15日(日)
会場:国立代々木競技場第一体育館

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