ニュース

【プレーオフ出場チーム紹介】ブレイヴキングス刈谷「五度目の正直へ。”最強の挑戦者”が狙う王座奪還」

2025.06.11
レギュラーシーズンの上位チーム(男子6チーム、女子5チーム)による王者決定戦、「リーグHプレーオフ」は6月13日に幕を開ける。今回は男子レギュラーシーズンを1位で終え、17大会連続17回目(※)の出場となるブレイヴキングス刈谷を紹介する。
※日本ハンドボールリーグにおける進出回数を合算した記録

【シーズン戦績】
22勝2分2敗
得点:934 [1試合平均:35](2位/14チーム)
失点:660 [1試合平均:25](2位/14チーム)※失点が少ないチームが上位

【チーム内得点(上位5選手)】
No.23 吉野樹:174得点(全体3位)
No.9 杉岡尚樹:152得点(全体7位)
No.20 渡部仁:94得点(全体26位)
No.34 パウエルパチコフスキー:80得点(全体36位)
No.24 北詰明未:74得点(全体41位)

【GKスタッツ】
■No.1 平尾 克己
シュート阻止率:34.3%(37セーブ)
7mスロー阻止率:28.6%(2セーブ)
■No.12 加藤芳規
シュート阻止率:38.9%(144セーブ)
7mスロー阻止率:23.3%(7セーブ)
■No.16 岡本 大亮
シュート阻止率:34.1%(161セーブ)
7mスロー阻止率:29.4%(10セーブ)

【注目選手】
■No.23 吉野樹
ポジション:LB(レフトバック)
183cm/89kg

日本代表としてもエース級の活躍をみせる生粋のゴールゲッター。
美しいフォームから放たれるロングシュートと力強い1対1で、チームを勝利に導く。




■No.9 杉岡尚樹
ポジション:LW(レフトウイング)
178cm/80kg

圧倒的なスピードで左サイドを制圧する日本代表LW。
国内随一の決定力を誇り、今シーズンはシュート率賞(成功率88.3%)を受賞。




■No.17 髙野颯太
ポジション:LW(レフトウイング)
193cm/90kg

高さと機動力を併せ持つリーグ屈指のディフェンダー。
攻守両面で複数ポジションをこなし、戦術理解度の高さも魅力の一つ。




■No.16 岡本大亮
ポジション:GK(ゴールキーパー)
190cm/82kg

日本代表でもゴール前に立ちはだかる守護神。
長い手足を活かしたダイナミックなセービングでチームのピンチを救う。




■No.20 渡部仁
ポジション:RB(ライトバック)
183cm/99kg

パリ五輪では日本代表キャプテンを務めたベテランレフティー。
国内随一のパワーとスピードを誇り、ここぞの場面で決めきる勝負強さも持ち合わせる。




日本代表経験者が数多く在籍し、選手層の厚さはリーグトップクラス。さらにラースウェルダーヘッドコーチのもと、目の前の相手に負けない力強さと勝利への執念を身に着けてきた。吉野、杉岡をはじめとしたタレント揃いの攻撃陣が多彩なオフェンスをみせ、ディフェンスでは山田、髙野、櫻井など対人守備に強みを持つ選手たちが相手の攻撃を何度でも弾き返す。岡本、加藤の両GKもシーズンを通して安定したキーピングをみせ、まさに隙が無い戦いを披露してきた。

今シーズンはレギュラーシーズン1位の座を掴み、足りないのはプレーオフのタイトルだけだ。昨シーズンまでは4大会連続でFINALに進出するも、接戦の末いずれも豊田合成に王座を譲る結果となっている。5度目の正直として、”最強の挑戦者”がプレーオフ優勝を狙いに行く。今大会はSemi FINALからの登場となり、Quarter FINAL「レッドトルネード佐賀vs.大同フェニックス東海」の勝者と対戦する。


文=坂シュウキ





■2024-25 リーグH プレーオフ
日程:2025年6月13日(金)~6月15日(日)
会場:国立代々木競技場第一体育館

チケットはこちら
プレーオフ特設サイトはこちら